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青海湖で水鳥4万羽以上を確認

新華社 | 2022-05-30 10:31:53 | 編集: 陳辰

23日、青海省海北チベット族自治州剛察県で羽ばたくオグロヅル。(西寧=新華社配信)

   【新華社西寧5月30日】中国青海湖国家級自然保護区管理局によると、20~24日に行われた同湖の夏鳥繁殖期特別調査で、水鳥42種4万4千羽余りが観測された。前年同期から約8千羽(22・6%)増加した。

   青海湖は、青海チベット高原北東にある中国最大の内陸性塩水湖。同管理局の何玉邦(か・ぎょくほう)局長によると、鳥島や海心山など鳥類の主要な生息地24カ所で、スタッフが水鳥42種4万4千羽余りを観測し、国家1級重点保護野生動物のオグロヅル88羽、国家2級重点保護野生動物のハジロカイツブリ16羽、オオハクチョウ6羽、キョウジョシギ3羽も含まれていた。

   青海湖の夏の渡り鳥は主にインドガン、チャガシラカモメ、オオズグロカモメ、カワウ、カンムリカイツブリで、今回の調査では計3万6200羽以上が観測され、前年同期比18・3%増加した。

   何氏は、青海湖の生態環境改善に伴い、ここ数年、水鳥の生息地が広く分布し、個体間の干渉の度合が減少するなどの傾向が見られると説明した。

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