10日、上海市宝山区淞南鎮の小区(居住区)で住民に物資を配送するスマート無人配送車。感染対策の期間中、無人配送車の運営業者はメーカーと提携して、軽量で小回りの利く無人配送車を使って住民に荷物を届け「ラストワンマイル」問題を解消に導き、作業員の労働負荷を軽減した。(上海=新華社記者/李賀)
【新華社上海5月30日】中国上海市内の多数の臨時医療施設や隔離拠点、社区(コミュニティー)では、新型コロナウイルスの感染対策期間中、第5世代移動通信システム(5G)対応のスマートロボットや無人配送車が毎日のように稼働している。物資の配送や案内・誘導、パトロールなどのサービスと役割を担うことで、スタッフの負担を軽減し、人と人の接触による感染リスクを下げ、医療従事者や地域住民のよきサポーターとなっている。