23日、鎮安県達仁鎮象園村で、「明前茶」を摘み取る茶農家の人々。(鎮安=新華社記者/陶明)
【新華社西安3月25日】春を迎え、中国秦嶺山脈の奥に位置する陝西省商洛市鎮安県では、清明(二十四節気の一つ、今年は4月5日)前に摘む新芽の茶「明前茶」の安定供給を確保するため、茶農家の人々が茶摘みと茶葉の加工を急いでいる。
同県はここ数年、茶産業を重点的に発展させ、規模の拡大やブランドの立ち上げなどに力を入れてきた。現在の茶葉栽培面積は10万5千ムー(7千ヘクタール)、従業員は1万4千人に達している。また発酵の度合いが異なる茶葉10種以上を開発し、地元住民の増収を促している。