14日、ケニア・ナイロビの高速道路を走行する車両。(ナイロビ=新華社記者/竜雷)
【新華社ナイロビ5月16日】中国の交通インフラ建設企業、中国路橋工程(CRBC)が投資開発と建設を請け負ったケニアの首都ナイロビにある高速道路が14日、試験運営を開始した。
高速道路は市の中心部とジョモ・ケニヤッタ国際空港を結び、沿線にはケニア国立博物館、国立競技場、国会議事堂など、ランドマークとなる建物が並ぶ。総延長27・1キロで、2020年9月に着工し、建設に伴い地元に6千人以上の雇用をもたらした。
ケニア初の有料道路として、中国路橋工程は建設・運営・移転(BOT)方式で同国政府と協力して開発を進めてきた。建設と運営時期30年間が満了した後、高速道路や関連設備、技術を無料でケニア政府に引き渡す。