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河川の水質改善で美しい町づくりを推進 重慶市永川区

新華社 | 2022-05-14 13:37:45 | 編集: 张一

   7日、重慶市永川区にある興竜湖に広がる風景。(小型無人機から、重慶=新華社記者/王全超)

   【新華社重慶5月14日】中国重慶市永川区に源を発する臨江河は、長江上流の一級支流で、同河永川区間は約88キロ、13の鎮(町)を流れる。かつてこの区間は汚染が深刻で、川沿いの住民はその汚れと臭いに悩まされてきた。同区は2017年から、臨江河流域の総合整備を区全体の「第1号民生プロジェクト」と位置付け、同河の区間で「河長制」(河川のある区間の管理や保護活動を行う責任者を地方政府の指導層から指名する制度)を全面的に推進。汚染物質排出行為の規範化、環境インフラの整備、生態修復プロジェクトなどの措置を行うことで、河道の生態系機能を徐々に回復させている。

   持続的な努力により、同区全域の各流域の水質は大幅に向上し、臨江河の水質も2017年から20年までの3年間で大きく改善された。現在の臨江河は水が透き通り、川沿いには緑が広がり、地元住民が水遊びなどを楽しむスポットになっている。

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