２８日、建設が進む華晨ＢＭＷの鉄西新工場。（小型無人機から、瀋陽＝新華社記者／楊青）
【新華社瀋陽１２月３０日】独自動車大手ＢＭＷグループはここ数年、中国への投資を継続的に加速させ、新工場建設のピッチを上げている。中国の自動車メーカー華晨汽車集団とＢＭＷが合弁で設立した「華晨宝馬（ＢＭＷ）」は２０１８年１０月、遼寧省瀋陽市で実施する鉄西新工場プロジェクトと大東工場高度化改造プロジェクトに３０億ユーロ（１ユーロ＝約１３０円）を追加投資すると発表。いずれも２２年の竣工、稼働開始を予定している。
華晨ＢＭＷの瀋陽生産基地はＢＭＷグループ最大の生産拠点となっており、同基地だけでも２０１０年以降の投資額は７３０億元（１元＝約１８円）を超えている。ＢＭＷはほかにも、中国４都市にイノベーション研究開発基地を設立し、ドイツ国外で最大の研究開発ネットワークを形成している。
