朝日を浴びる広州市の石井浄水工場。(11月19日撮影、小型無人機から、広州=新華社記者/劉大偉)
【新華社広州12月28日】中国広東省広州市はここ数年、環境に配慮した地下下水処理場の建設により、水環境整備の課題解決に取り組んでいる。広州市水務投資集団傘下の広州市浄水が2009年に市内で地下下水処理場を建設して以来、中心市街地ではこれまでに計9カ所が整備され、1日当たりの汚染水処理量は181万トンに達している。
同市は汚染水処理施設を平均で地下17メートルの場所に移転させて臭気や騒音などを最小限に抑え、先進的な技術で処理水の水質を向上させている。環境指標は国が定めた基準を下回っている。下水処理場は、地下に処理施設を地上に公園をセットで建設し、市民の憩いの場となっている。