広西チワン族自治区欽州市欽南区のマングローブ林。(8月8日撮影、小型無人機から、南寧=新華社記者/周華)
【新華社南寧10月11日】中国はここ数年、マングローブ林の保護と修復に力を入れ、その面積は2万9千ヘクタールまで増加している。世界でも数少ない、マングローブ林の面積が増加している国の一つとなっている。
マングローブ林は、海水の浄化や強風や高波による被害防止、二酸化炭素の貯留、生物多様性の保全など、さまざまな重要な役割を担っていることから「海岸の守り人」と呼ばれている。中国では広東省、広西チワン族自治区、海南省、福建省、浙江省などに分布しており、うち広西チワン族自治区のマングローブ林の面積は約9330ヘクタールに達している。