西太平洋上で、科学調査船「探索1号」甲板に奮闘者号を設置する作業員。(8月18日撮影、探索1号=新華社記者/陳凱姿)
【新華社探索1号10月11日】中国が独自に開発した全水深有人潜水艇「奮闘者号」が、西太平洋のマリアナ海溝でこのほど実施された定期科学調査に投入された。
奮闘者号は科学調査船「探索1号」に搭載され、今年8月11日に中国海南省三亜市を出発。深海科学調査TS21の任務を遂行し、現在は帰還の途にある。
中国科学院深海科学・工程研究所の専門家によると、奮闘者号はマリアナ海溝の最深部、チャレンジャー海淵での潜水作業で、測深サイドスキャンソナーによる目標探索と地形観測、深海海底の堆積物、岩石、生物サンプルの採集、堆積物圧力保持サンプリング装置のテストなどの任務を遂行した。