東北虎・東北ヒョウ国家公園の黒竜江省エリア内の風景。(2018年1月19日撮影、ハルビン=新華社記者/王凱)
【新華社北京10月9日】中国は自然生態系の原生状態と完全性の保全、生物多様性の保護を目的に、国家公園体制(システム)を確立している。現在、東北虎(アムールトラ)・東北ヒョウや祁連山(きれんざん)、ジャイアントパンダ、三江源(長江、黄河、瀾滄江の源流地)、海南熱帯雨林、武夷山、神農架、普達措、銭江源、南山の10カ所の国家公園が試行地区として指定されている。これらの試行地区は12の省にわたり、中国の陸地面積の2・3%に当たる22万平方キロメートルを占めている。