6日、スリランカのコロンボ国際コンテナターミナルに停泊した世界最大のコンテナ船の一つ「エバーエース」。(コロンボ=新華社配信)
【新華社コロンボ10月8日】世界最大のコンテナ船の一つ「エバーエース」が5日深夜、スリランカのコロンボに到着し、中国招商局集団とスリランカ港務局が共同で運営するコロンボ国際コンテナターミナル(CICT)に停泊した。
エバーエースは2万4千TEU(20フィートコンテナ換算)級のコンテナ船で、CICTで1600個のコンテナを降ろす予定。スリランカ港務局が6日明らかにしたところによると、このような超大型のコンテナ船が停泊し荷降ろしできるふ頭は世界にわずか24カ所しかなく、CICTは南アジア唯一の深海コンテナふ頭となっている。
CICTは新型コロナウイルスの感染拡大以降、人員不足などの課題を克服しながら、安定した秩序ある運営を確保してきた。中国とスリランカ両国の従業員の努力により、作業効率とサービスレベルを着実に向上させ、良質な航路と超大型コンテナ船の停泊を誘致し、世界海運界におけるコロンボ港の地位向上に貢献している。(記者/唐璐)