20日、フルマーレに建設された住宅プロジェクト第3期の集合住宅。(フルマーレ=新華社記者/車宏亮)
【新華社フルマーレ6月22日】中国機械工業集団傘下の中国機械設備工程がモルディブで建設を請け負う第3期住宅プロジェクトの引き渡し式が20日、同国のフルマーレで行われた。
人工島にある新都市フルマーレは、現地の人々から「希望の街」と呼ばれており、建設が急速に進んでいる。中国企業はここ数年、フルマーレで住宅プロジェクト建設を行い、その飛躍を後押ししてきた。
モルディブは人口50万人以上で、約3分の1が首都マレに集中している。マレから8キロ離れたフルマーレの開発は、マレの人口過密状態緩和に貢献する。
中国企業が請け負った住宅プロジェクトは、フルマーレを中心に3期に分けて約4千戸を建設するもので、1~2期の計2500戸は既にモルディブ側に引き渡され、全戸入居が済んでいる。