和順古鎮を散策する人たち。(5月27日撮影、騰衝=新華社記者/陳欣波)
【新華社騰衝6月21日】中国雲南省騰衝(とうしょう)市の南西部にある和順古鎮は、同省で有名な華僑の里で、茶と馬の交易路「茶馬古道」と西南シルクロードの重要な町でもあった。長期にわたり中原の漢文化と辺地の少数民族文化、南アジア、東南アジアの文化が交わり、融合し、調和のとれた包容的な社会を築いてきた。著名な哲学者、教育者、革命家の艾思奇(がい・しき、1910~66年)の故郷でもあり、明清時代の多くの古建築群、90年余りの歴史を持つ和順図書館が残る。古鎮が持つ独特な歴史文化は多くの人々を引き付けている。