8日、海西モンゴル族チベット族自治州徳令哈(デリンハ)市の太陽光(太陽熱)発電産業パークにある青海中控太陽能発電の青海中控デリンハ50メガワット太陽熱発電所。(小型無人機から、西寧=新華社記者/范培珅)
【新華社西寧6月21日】中国青海省のツァイダム盆地に位置する海西モンゴル族チベット族自治州では今年に入り、既存の1千万キロワット級の新エネルギー産業クラスターを基盤とし、同地域の豊富な日照と風力、荒れ地やゴビ砂漠などの資源を活用してクリーンエネルギー企業、中国広核集団(CGN)による設備容量200万キロワットの太陽光・太陽熱発電プロジェクトや「青海-河南超高圧直流送電プロジェクト2期」の20万キロワット太陽熱発電プロジェクトなど、新エネルギープロジェクト5件の建設工事が始まった。各プロジェクトは現在、秩序よく工事が進められている。
同自治州はクリーンエネルギー開発に適した天然資源に恵まれており、3月末時点で新エネルギーの系統接続容量は1160万キロワットに上った。