20日、長沙駅(都市間鉄道ホーム)から出発する試運転車両。(小型無人機から、長沙=新華社記者/陳思汗)
【新華社長沙6月21日】中国湖南省で建設が進む常益長鉄道(常徳-益陽-長沙)は20日、益陽-長沙区間で試運転を開始した。同区間では5月8日から各設備の試験と全体調整が行われており、動車組(動力分散式列車)の段階的高速走行試験や信号設備の検査など、各項目の試験が順調に終了している。同区間は試運転の検収に合格した後、正式開業となる。
常益長鉄道は総延長約157キロ、設計時速350キロ。縦横各8本からなる中国の高速鉄道網「八縦八横」の重要部分を構成する。