【新華社クアラルンプール５月３１日】マレーシア太平洋研究センターの胡逸山（オー・エイ・スン）首席顧問はこのほど、新華社の単独取材を受け、強靱（きょうじん）な中国経済と多国間主義と自由貿易を守る中国の対応は、ポストコロナ時代の世界経済の回復推進で重要な役割を果たすと述べた。

   胡氏によると、世界経済の回復が困難に直面する中、中国経済の安定成長は世界経済の回復に自信をもたらしている。これは中国人が勤勉に仕事に励み、中国政府が良好なビジネス環境を構築したことと切り離せない。中国経済は現在、構造転換と高度化が進み、質の高い発展にまい進している。これは中国経済の持続可能な発展にとって極めて重要となる。

   外国の投資者の中国での発展については、中国が投資者に提供する優遇政策は持続性が高く、関連措置の歩調もそろっており、投資者の自信を高めているとし、「発展途上国は中国が外資誘致で蓄積した経験を参考にすることができると思う」と述べた。

   また、地域的な包括的経済連携（ＲＣＥＰ）協定や「一帯一路」構想などの枠組みの下で、多国間主義と自由貿易の発展を促進するために中国が果たした貢献を評価し、世界経済回復や自由貿易擁護などで中国がより大きな役割を発揮するよう期待していると述べた。

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