23日、重慶市の果園港魚嘴車駅を出発した中国・ミャンマー国際貨物列車。(小型無人機から、重慶=新華社記者/唐奕)
【新華社重慶5月25日】中国重慶市から雲南省臨滄(りんそう)市を経由してミャンマーへ向かう国際貨物列車が23日、重慶市の果園港魚嘴車駅を出発し、中国とミャンマーを結ぶ新たなルートが開通した。
列車は機械設備、電子部品、自動車・バイク部品などが入った標準コンテナ60個を載せて雲南省の臨滄口岸(通関地)から出国、道路と鉄道の連結輸送により約15日かけてミャンマーのマンダレーに到着する。新ルートにより重慶市とその周辺地域からの貨物輸出は、ミャンマーの港を経由して欧州やアフリカ、中東、南アジア各国とつながり、輸送距離と輸送日数が大幅に短縮される。