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北京外国語大学、国際伝播能力インデックス・マトリックスを発表

新華社 | 2022-05-30 13:17:21 | 編集: 张一

   28日、発表会であいさつする北京外国語大学の楊丹校長。(北京=新華社配信)

   【新華社北京5月30日】中国の北京外国語大学は28日、「インデックス・グローバル2022-国際伝播能力インデックス・マトリックス発表会」を開催し、国際伝播能力に関するインデックス・マトリックスを初めて発表した。同大学の楊丹(よう・たん)校長、于洪君(う・こうくん)元中国共産党中央対外連絡部副部長などがあいさつし、趙剛(ちょう・ごう)副校長が司会を務めた。

   28日、発表会であいさつする北京外国語大学の趙剛副校長。(北京=新華社配信)

   新しい時代に入り、世界の伝播手段は既存メディアだけではなくなっている。今回は国家や都市、企業、メディア、学者など多様な国際伝播インデックスを発表し、中国の伝播能力の現状を多角的に評価した。「国家の国際伝播能力インデックス」は政治や経済・貿易、文化など複数の分野のデータに基づき、195カ国・地域の国際伝播能力を評価した。「都市の国際伝播能力インデックス」は、ハードパワーとソフトパワーの構築の両面から国内53重点都市の国際伝播能力を分析した。「中国企業の国際伝播能力インデックス」は上場企業4489社の国際伝播能力について統計分析し、中国企業の物語を語り、中国企業の声を届けた。「世界メディアのインターネット伝播インデックス」は、国際的に注目される出来事への報道におけるメディア各社の情報アプローチ力、解析力と認識力を考察した。「世界中国学研究インデックス」は21世紀以降の世界の中国学研究分野における優れた学者とその学術的貢献について、初めてビッグデータに基づいて整理した。

   28日、発表会で討論する専門家。(北京=新華社配信)

   発表会の参加者はインデックス・マトリックスを高く評価し、その構築が国際伝播の研究に対し、さらに科学的かつ多角的で、数量化された方法を提供すると指摘。新たな人文学科建設が提唱される背景の下、国際伝播能力研究の相互理解に新しい視野を提供したとの認識を示した。

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