3日、チョモランマベースキャンプでマイクロ波放射計をチェックする研究員。(チョモランマベースキャンプ=新華社記者/姜帆)
【新華社チョモランマベースキャンプ5月5日】中国西蔵(シーザン)自治区で実施されているチョモランマ超高標高地区総合科学調査では、標高8848・86メートルのチョモランマ山頂における総合科学調査任務の完遂を目指す。標高8千メートルを超える地点での科学調査は今回が初めてとなる。
気温や風速、湿度などの気象要素は、高標高地点での調査任務の完遂や隊員の安全に直接影響を及ぼすため、チョモランマ科学調査は気象保障メカニズムを始動。中国科学院青蔵高原研究所や中国気象科学院、西蔵自治区気象局などの機関が協力し、科学調査に気象保障業務を提供している。