1日、浙江省杭州市でオミクロン株に対応する不活化ワクチンの接種を受けるボランティア。(杭州=新華社配信)
【新華社北京5月4日】中国の製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)傘下の中国生物技術(CNBG)の北京生物製品研究所が開発した新型コロナウイルスのオミクロン株に対応する不活化ワクチンの臨床試験が1日、浙江省杭州市で始まった。インフォームド・コンセント(説明と同意)を前提に、臨床試験に参加するボランティアらは関連検査や基礎健診、血液検体の採取などを受けた後、樹蘭(杭州)医院でオミクロン株に対応する不活化ワクチンを接種した。同ワクチンは4月26日、国家薬品監督管理局から臨床試験許可を取得した。