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伝統陶磁器「琺華」に新たな輝きを 中国山西省晋城市 

新華社 | 2022-03-29 16:51:06 | 編集: 李佼俐

23日、山西省陽城県沙坡(さは)村で琺華を制作する喬琳さん。(晋城=新華社記者/楊晨光)

   【新華社晋城3月29日】琺華(ほうか、「法花」「法華」とも)は中国山西省の南東部で盛んに制作されている。彫刻や絵画などが融合した彩釉陶器の一種で、材料の選定や土練り、施釉、焼成など10余りの工程があり、その制作方法は複雑だ。

   山西省無形文化遺産「喬氏琺華」伝統陶磁器技能の第29代伝承者、喬琳(きょう・りん)さんは1990年代生まれの女性で、2015年に留学を終え同省晋城市陽城県に帰郷し、先代から制作技法を受け継いだ。琺華製品の販売低迷に直面した喬さんは、絵付けや模様をよりモダンな雰囲気に改良した製品作りに着手。新しい製品は、デザイン性が高く、絵付けに特別感があり、現代的な面もあると、消費者から高い評価を得ている。

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