中国福清原発、国産原子炉「華竜１号」モデルプロジェクトが全面稼働

福清原子力発電所５号機（左）と６号機。（２０２１年１２月２９日、小型無人機から撮影、福州＝新華社配信）

   【新華社福州３月２８日】中国福建省にある中国核工業集団の福清原子力発電所で２５日、中国が独自開発した第３世代原子炉「華竜１号」モデルプロジェクトが全面稼働を開始した。

   福清原発５号機と６号機を含めた同プロジェクトの年間発電量は２００億キロワット時近くに上り、年間で６２４万トンの石炭消費（標準炭換算）、１６３２万トンの二酸化炭素（ＣＯ２）排出をそれぞれ削減する。