16日、武威市凉州区鄧馬営湖治砂エリアで手押し式治砂作業機を使って「草方格」を設置する治砂作業員。(武威=新華社記者/陳斌)
【新華社武威6月20日】中国甘粛省武威市は河西回廊東端に位置し、北はトングリ砂漠に接しているため、地域の一部が長期にわたり砂による被害を受けてきた。甘粛省治砂研究所は今年に入り、開発に4年をかけた手押し式治砂作業機を改良して現地の治砂に大規模に投入してきた。
改良後の作業機は使いやすくさまざまな地形に適応でき、1台で麦わらを地面に格子状に埋め込んで砂の移動を防ぐ「草方格(そうほうかく)」を1日平均約50ムー(約3・3ヘクタール)設置することができる。効率は手作業の4~6倍になる。