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世界複合遺産「武夷山」を訪ねて 福建省

新華社 | 2022-06-19 14:10:46 | 編集: 陳辰

7日、武夷山を流れる九曲渓の両岸に広がる丹霞地形。(小型無人機から、武夷山=新華社記者/姜克紅)

   【新華社武夷山6月19日】中国福建省の北西部に位置する武夷山は、独特で珍しく、素晴らしい自然景観と豊かな歴史文化を持つ。1999年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)により文化と自然の双方の価値を持つ世界複合遺産に登録された。

   武夷山の自然景観は独特の風格を持ち、中核をなす風景区は赤い堆積物が隆起した丹霞(たんか)地形に属している。風景区内には、清らかな九曲渓(きゅうきょくけい)が山を取り巻くように流れ、両岸にそそり立つ丹霞地形は千差万別の姿を見せる。恵まれた地理環境と自然条件は長きにわたり、世界でも珍しい生物多様性を育んだ。

   歴史と文化の古跡も数多く残る。悠久の閩越(びんえつ)文化のほか、宋代に生まれた新しい儒学思想、朱子学は武夷山を発祥としており、同山を東方文化研究の重要な拠点の一つにしている。

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