7日、青島国家深遠海グリーン養殖試験区で、タイセイヨウサケを水揚げするため「深藍1号」に向かう養殖船。(小型無人機から、青島=新華社記者/李紫恒)
【新華社青島6月13日】中国黄海の沖合120カイリ以上に位置する青島国家深遠海グリーン養殖試験区でこのほど、全潜水型深海漁業養殖設備「深藍1号」により養殖されたタイセイヨウサケの初水揚げが行われた。
低緯度で養殖されたタイセイヨウサケの水揚げは今回が初めてで、中国の深遠海養殖に再現可能な新モデルを構築した。
同試験区は黄海冷水塊海域に位置しており、底層冷水資源を有するのが最大の特徴で、サケなど高付加価値の冷水魚の生息に適している。