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ファーウェイ、メキシコのマングローブ林保全で地元政府に協力

新華社 | 2022-05-29 14:31:39 | 編集: 陳辰

   【新華社メキシコシティ5月29日】中国の通信大手、華為技術(ファーウェイ)とメキシコ南東部のユカタン州、国際自然保護連合(IUCN)は25日、同州の州都メリダで、人工知能(AI)技術を活用して現地のマングローブ林の生物多様性の保全を強化することを目指す協力プロジェクトを立ち上げると共同発表した。

   ファーウェイのメキシコ法人で広報などを担当する呉宇(ご・う)氏によると、プロジェクト名は「Tech4Nature(科学技術で自然を守る)」。ユカタン半島にあるドシラムマングローブ林保護区で、音声と動画のデータ採取、アルゴリズムによる分析、パブリッククラウドプラットフォームでのAIによるデータ処理、生物多様性指標のモニタリングを通じて、気候変動などの要因が生態系に与える影響を研究する。

   ファーウェイメキシコ法人の呉暁亮(ご・ぎょうりょう)董事(取締役)はプロジェクトについて、技術統合ソリューションとオープン協力プラットフォームを使い、メキシコの地方政府と専門家チームの最適な意思決定をサポートし、関連課題の研究を推進するためのモデルとデータを提供すると説明。メキシコの自然保護の方法を刷新し、社会的価値の創造に一層の貢献を図ると述べた。

   ユカタン州の公式サイトによると、ドシラムマングローブ林保護区はユカタン半島の北部にあり、面積は690平方キロ超で、湿地を主な保全対象としている。保護区内の動植物は590種を超え、うち数十種が絶滅危惧種・重点保護種となっている。

   

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