20日、バーチャル形式で行われたIMFと世界銀行の2022年春季会合の記者会見に出席するIMFのゲオルギエバ専務理事。(ワシントン=新華社配信/国際通貨基金提供)
【新華社ワシントン4月26日】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事はこのほど、IMFと世界銀行の2022年春季会合の記者会見(バーチャル形式)で、中国政府は経済の下振れ圧力に対応する十分な政策の余地があり、中国経済を押し上げる能力があると指摘した。
また、中国経済はプラス成長を維持しており、新型コロナウイルスの影響で下振れ圧力に直面しているが、金融にせよ財政にせよ、中国には十分な政策の余地が残されているとした。
同氏は、中国は政策の余地を利用して最も弱い立場の人々を支え、消費を促進し、消費を喚起することで、経済により多くの活力をもたらせるとの見方を示した。
IMFは19日公表した最新の「世界経済見通し」で、ロシアとウクライナの衝突により、今年の世界経済の成長率予測を1月時点の予測から0.8%ポイント下方修正し、3.6%とした。
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