新華網日本語

香港の失業率、1~3月は5%に上昇

新華社 | 2022-04-25 13:34:17 | 編集: 陳辰

   【新華社香港4月25日】中国香港特別行政区政府統計処はこのほど、2022年1~3月期の失業率(季節調整値)が5%となり、21年12月~22年2月期から0・5ポイント上昇したと発表した。不完全雇用率は0・8ポイント上昇の3・1%だった。

   総就業人数は約5万4千人減の361万500人、労働力人口は約2万7100人減の379万9千人だった。失業者数は約2万6900人増の18万8500人、不完全雇用者数は約8万9200人増の11万7千人だった。

   ほとんどの主要経済業界で失業率と不完全雇用率が上昇し、中でも建設業、小売業、宿泊・飲食サービス業、芸術・娯楽・レクリエーション業の上昇幅が相対的に大きかった。不完全雇用率は、主に飲食サービス業と芸術・娯楽・レクリエーション業で上昇した。

   香港特区政府労工・福利局の羅致光(ら・ちこう)局長は、新型コロナウイルス感染拡大の第5波により、労働力市場は深刻な圧力を受けていると指摘。労働力市場は今後しばらく圧力を受けるものの、感染状況の改善に加え、新たな消費券(クーポン)の配布により、消費関連業界の業務が徐々に改善し、雇用増にもつながるとの見通しを示した。さらに、特区政府は間もなく実施の「2022年雇用確保プログラム」をはじめ多数の企業・雇用支援策を打ち出しており、早期に感染を抑えるために社会各界が力を合わせてほしいと呼び掛けた。

   

   当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。

010020030360000000000000011100561310572680