24日、九万大山1号トンネルから出てくる工事車両。(貴陽=新華社記者/劉続)
【新華社貴陽3月26日】中国の鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十八局集団が建設を請け負う貴南高速鉄道(貴州省貴陽市-広西チワン族自治区南寧市)で最長のトンネルとなる「九万大山1号トンネル」が24日、貫通した。トンネルの全長は1万7012メートルで、施工難度が高く、全線にとって重要な工事だった。今回の貫通で同高速鉄道の全線開通に向けた基礎が固められた。
同高速鉄道は設計時速350キロで、縦横各8本のルートからなる中国の高速鉄道網「八縦八横」の主要路線、包頭市(内モンゴル自治区)-海口市(海南省)路線の重要な構成部分となる。