【新華社マカオ３月８日】中国マカオ特別行政区政府統計調査局が７日発表した２０２１年１２月末時点のマカオ総人口は、前年比１００人増の６８万３２００人で、総人口に占める高齢（６５歳以上）人口の割合が０・５ポイント上昇の１２・２％、生産年齢（１５～６４歳）人口の割合が０・９ポイント低下の７３・３％となった。高齢化が進み、高齢人口と年少（０～１４歳）人口の比率は８３・７％まで上昇した。

   統計によると、マカオ以外から来た従業員や学生を除いたマカオの現地人口は、前年比１・１％増の５７万１００人で、性別では女性が５３・１％、年齢別では高齢人口が１４・６％、年少人口が１７・４％となった。現地人口の高齢者扶養率は２１・５％で、生産年齢人口約５人が高齢人口１人を扶養する計算となった。

   ２１年の新生児は５１９人減の５０２６人で、出生率は１０００分の７・４で、０５年以降最も低い数字となった。新生児の男女比は１１３：１００だった。

   ２１年の結婚登録数は１９・０％増の３２７７件、初婚年齢の中間値は男性が３０・４歳、女性が２８・６歳となり、いずれも前年比で０・４歳増加した。離婚登録数は４件減の１３１５件だった。

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