20日、取材に応じるZOCのタバニ・ゴンエ会長。(ハラレ=新華社記者/張玉亮)
【新華社ハラレ1月24日】ジンバブエ・オリンピック委員会(ZOC)のタバニ・ゴンエ会長は20日、首都ハラレで取材に応じ、北京冬季五輪が全世界の結束を図るきっかけとなり、中国は必ずや世界に素晴らしい大会を届けるだろうとの考えを示した。
ゴンエ氏は、今も世界中で新型コロナウイルス感染症が大流行しているが、中国政府と人民は冬季五輪の準備を十分に整えていると確信していると述べた。ZOCは北京冬季五輪を、全世界の結束を図り平和を呼び掛けるきっかけになるとみており、大会の開催成功を祈っていると表明した。
2008年の北京夏季五輪でジンバブエ代表団の団長を務めたゴンエ氏は、北京にいい印象を持っているとし、08年の北京五輪の成功が中国の組織力と保障力を体現しているとの考えを示した。
ゴンエ氏はまた、一部の西側の国による五輪の政治化に反対すると表明。スポーツと政治は同列に語られるものではなく、関連諸国は参加する選手が北京で好成績を収められるよう支援すべきで、冬季五輪の開催間際にスポーツと無関係な話題で騒ぎ立てることは選手に不利な影響を与えるだけだと述べた。