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中国企業、エジプトで困難乗り越え「一帯一路」事業を推進

新華社 | 2022-01-13 10:25:01 | 編集: 淡氷氷

   エジプト・イスマイリアで行われたスエズ運河の旋回橋「エル・フェルダン鉄道橋」の接合試験。(2021年11月16日撮影、イスマイリア州=新華社配信/苟勇)

   【新華社カイロ1月13日】エジプトのイスマイリアで21年11月16日、中国企業が建設を請け負う「エル・フェルダン鉄道橋」が初の接合試験に成功した。技術指標はいずれも設計要件を満たし、橋の主要構造は無事完成した。同橋はスエズ運河に架かる旋回橋で、アジアとアフリカ大陸を結んでおり、エジプトでの「一帯一路」事業とスエズ運河経済ベルトの建設において極めて重要な意義を持つ。

   エジプト第2の都市アレキサンドリアから東に30キロのアブキール湾では中国交通建設集団傘下の中国港湾工程がコンテナ埠頭の建設を請け負う。事業規模の大きさや新型コロナウイルス対策の難しさなど、さまざまな圧力がかかる中、しゅんせつや埋め立て、地質調査、施工、設計の最適化などが大きく進展した。

   昨年から大口商品の高値や海上輸送の需給逼迫、運賃高騰に加え、新型コロナの影響や管理コストの上昇が続き、多くの中国企業が海外のインフラ整備事業の運営・施工で経済効率や管理上の問題に直面した。エジプトに進出した中国企業は困難に向き合いながらも、インフラの「硬聯通」(ハード面のつながり)を柱に据え、複数の「一帯一路」事業を推進している。

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