【新華社北京１月８日】中国外交部の汪文斌（おう・ぶんひん）報道官は７日の定例記者会見で、米国務省がキューバ当局者８人に対する査証（ビザ）発給を制限すると発表したことについて、キューバに対する米国の長年にわたる一方的な制裁は典型的な「脅迫外交」だと批判した。

   汪氏は、国連総会が米国による対キューバ制裁の解除を求める決議を２９回連続で圧倒的多数で採択していると指摘。米国に対し、国連憲章の趣旨と国際関係の基本準則に基づき、キューバとの関係に取り組むよう求め、一方的な制裁を全面的に解除し、キューバへの干渉をやめるよう促した。さらに、中国は国家の主権を守り、強権の干渉に反対するキューバ政府と人民の正義の闘争を断固支持すると表明した。

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