4日、モーハン口岸で出発を待つ貨物列車。(小型無人機から、昆明=新華社記者/江文耀)
【新華社昆明12月5日】中国雲南省の昆明駅を発車した中国ラオス鉄道の全線開通後初の国際貨物列車が4日早朝、磨憨(モーハン)口岸(通関地)に到着した。列車はその後、友誼トンネルを抜けてラオスへと向かった。
中国ラオス鉄道は中国国内の鉄道網と直接接続する国際鉄道で、全長1035キロ。昆明市からモーハン口岸とラオスのボーテン口岸を通ってラオス北部地域に入り、首都ビエンチャンに至る。同鉄道の全線開通後、昆明からビエンチャンまでの鉄道所要時間は24時間以内となり、これまで道路で48時間ほどかかっていた両国間の貨物輸送時間と物流コストが大幅に削減された。