廟底溝仰韶文化博物館で展示品を見る来場者。(10月17日撮影、三門峡=新華社記者/李安)
【新華社鄭州11月1日】中国河南省三門峡市でこのほど、廟底溝(びょうていこう)仰韶(ぎょうしょう)文化博物館がオープンした。新石器時代・仰韶文化の廟底溝遺跡に建てられたテーマ博物館で、中原地域(黄河中・下流域)の先住民が生産や生活に用いた道具など4千点近くを展示する。7割以上の展示品は近年実施された発掘調査の最新成果で、彩陶土器は数が多く、種類も充実しており、先史時代の人々の生活を生き生きと伝えている。
10月18日の第3回中国考古学大会開幕式で発表された「百年百大考古発見」の最終審査結果には同遺跡も選ばれた。