【新華社北京１０月３１日】中国国家衛生健康委員会は３１日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から３０日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者（無症状感染者除く）が７１人だったと発表した。市中感染症例は４８人（黒竜江省１９人、内モンゴル自治区１０人、甘粛省９人、山東省３人、寧夏回族自治区３人、雲南省２人、北京市１人、江西省１人）で、残り２３人は海外で感染したと思われる輸入症例（上海市９人、浙江省４人、広西チワン族自治区３人、内モンゴル自治区２人、天津市１人、山東省１人、河南省１人、湖北省１人、広東省１人）だった。市中感染症例の５人（山東省３人、黒竜江省１人、寧夏回族自治区１人）と輸入症例の６人（浙江省４人、河南省１人、広西チワン族自治区１人）は無症状から発症が確認された。

   新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は３人（上海市での輸入症例）増えた。新たに退院した人は２０人で、経過観察が解除された濃厚接触者は７２４１人だった。

   ３１日午前０時時点の中国本土の感染者数は８１４人（３３人は重症）。うち輸入症例患者は３８２人（重症はなし）で、感染の疑いがある患者は５人だった。輸入症例の累計感染者数は９６０４人で、９２２２人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

   ３０日に新たに確認された無症状感染者は２３人で、内訳は市中感染症例が２人（山東省１人、雲南省１人）、輸入症例が２１人だった。同日確定診断された感染者は１１人（うち輸入症例６人）で、経過観察が解除されたのは９人（全て輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３９９人（うち輸入症例３５５人）となっている。

   ３１日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万７１５１人で、退院者は９万１７０１人、死者は４６３６人。特定された濃厚接触者は累計１２５万２７５４人で、４万２３３３人が今も経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８８２８人で、内訳は香港特別行政区が１万２３４５人（退院１万２０３４人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７７人（退院７３人）、台湾地区が１万６４０６人（退院１万３７４２人、死者８４７人）となっている。

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