【新華社北京１０月３０日】中国国家衛生健康委員会は３０日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から２９日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者（無症状感染者除く）が７８人だったと発表した。市中感染症例は５９人（黒竜江省２６人、内モンゴル自治区１９人、甘粛省１１人、北京市２人、寧夏回族自治区１人）で、残り１９人は海外で感染したと思われる輸入症例（上海市５人、浙江省４人、北京市２人、内モンゴル自治区２人、湖北省２人、広東省２人、福建省１人、広西チワン族自治区１人）だった。輸入症例の患者には無症状から発症が確認された７人（浙江省４人、北京市１人、広東省１人、広西チワン族自治区１人）が含まれる。

   新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。新たに退院した人は１６人で、経過観察が解除された濃厚接触者は７４８人だった。

   ３０日午前０時時点の中国本土の感染者数は７６３人（３９人は重症）。うち輸入症例患者は３７９人（１人は重症）で、感染の疑いがある患者は２人だった。輸入症例の累計感染者数は９５８１人で、９２０２人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

   ２９日に新たに確認された無症状感染者は２４人で、内訳は市中感染症例が６人（山東省４人、黒竜江省１人、寧夏回族自治区１人）、輸入症例が１８人だった。同日確定診断された感染者は７人（すべて輸入症例）で、経過観察が解除されたのは３１人（すべて輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３９６人（うち輸入症例３４９人）となっている。

   ３０日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万７０８０人で、退院者は９万１６８１人、死者は４６３６人。特定された濃厚接触者は累計１２４万９２８８人で、４万６１１１人が今も経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８８１８人で、内訳は香港特別行政区が１万２３４２人（退院１万２０３３人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７７人（退院７２人）、台湾地区が１万６３９９人（退院１万３７４２人、死者８４７人）となっている。

   当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。