スリランカ・コロンボのベイラ湖に生息するホシバシペリカン。(9月22日撮影、コロンボ=新華社記者/唐璐)
【新華社コロンボ10月15日】スリランカの最大都市コロンボの中心部にある面積65ヘクタールのベイラ湖は、ホシバシペリカンやカワウ、サギ、インドトキコウなどの鳥が見られる都会のオアシスとなっているが、かつては深刻な水質汚染により悪臭を放つこともあった。
地元政府は湖を整備するため、2020年末から同湖南側で「エコ浮島計画」を実施してきた。環境負荷の少ない素材でできた骨組みにイチハツやダンドク、ベチバーなどの水生植物を着生させ、水中の汚染物質を分解することで湖の自浄能力を高めている。