日本語ショート動画「成都出張注意マニュアル」
【新華社成都１０月８日】中国四川省成都市では、都市の魅力を発信する重要なツールとしてショート動画を活用し、２０１９年から短編動画シリーズ「成都という美学」を作成して、さまざまな角度から同市の都市文化シンボルをアピールしている。
動画には、米国や英国、フランス、日本、韓国、カナダなどの人類学者や作家、映画監督、建築家らが登場。それぞれの視点とコメントを通じて、成都が持つ４５００年の歴史と文化、「パンダの故郷」の調和の取れた生態系、美しい山河、世界的な美食の都に暮らす人々の息づかいを海外に伝えている。
成都の都市イメージを紹介することを目的としたインスタグラムアカウント「ｈｅｌｌｏｃｈｅｎｇｄｕ」のフォロワー数は、ここ１年間、中国の主要都市でトップとなり、アカウント「Ｃｈｅｎｇｄｕ Ｐｌｕｓ」もユーチューブのフォロワー数と影響力で、中国主要都市アカウントの上位にランクインした。さらに毎回５分のショート動画シリーズ「成都という美学」は公開以来、世界的な注目を集めており、これまでに再生回数が世界で１億回を超えた。
英語ＰＲ動画シリーズ「成都ユニバーシアード」
成都市では、２０１９年から各国・言語に合わせた都市ＰＲ動画を制作。韓国語ショート動画やシンガポール向けの英語ショート動画シリーズ、日本語ショート動画「成都出張注意マニュアル」、世界のスポーツ界向けの英語ＰＲ動画シリーズ「成都ユニバーシアード」などが相次いで制作された。
ソーシャルメディアが国際的な情報発信の重要ツールになったことで、中国では、激しくなった国際的都市間競争で地位を確立しようと、ソーシャルメディアやショート動画を使ったＰＲに取り組む都市が増えている。「２０２０中国上位１００都市海外ＰＲ影響力指数報告」によると、中国上位１００都市の半数以上が、海外四大ソーシャルメディア（Ｆａｃｅｂｏｏｋ、ＹｏｕＴｕｂｅ、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ、ＴｉｋＴｏｋ）全てでアカウントを持っており、計５１都市が２９３の各種アカウントを開設。うちアモイ市、成都市、上海市は五つ以上の公式アカウントを持っている。
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