パリ五輪関連グッズが人気 上海市
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パリ五輪関連グッズが人気 上海市

新華社 | 2024-08-06 15:33:08

2日、スポーツをテーマとしたマーケットで展示されたパリ五輪の記念切手。切手は他の五輪関連グッズと交換することができる。(上海=新華社記者/許暁青)

  【新華社上海8月6日】フランスでは現在、パリ五輪が開催中で、中国のスポーツファンは観戦に夢中になっている。またそれだけではなく、上海市では五輪関連グッズが人気を集めており、切手、バッジから、冷蔵庫マグネット、マスコット人形や、スポーツ関連のさまざまな記念品が飛ぶように売れている。

  同市の徐匯(じょかい)浜江にある国際伝媒港で2~4日、スポーツをテーマとしたマーケット「西岸夜巷・国際伝媒港夏季カーニバル」が開催された。マーケットでは、グルメ・文化、スポーツ用品販売、無形文化遺産をベースとした文化クリエーティブ、舞台パフォーマンス、野外映画上映など多彩なイベントが行われ、スポーツ消費シーンや体験をより多彩で豊かなものにした。

2日、スポーツをテーマとしたマーケットで夜間サイクリングのイベントに参加する人々。(上海=新華社配信)

  5月には黄浦江のほとりで一連のパリ五輪予選上海大会が開催され、同市では五輪「夜間経済」の魅力がパリ大会開催期間中も続いている。徐匯浜江で開かれたマーケットは、ヨガやバスケットボール、ロードバイク、スケートボード、ランニング、水上スポーツ、アウトドアライフなど若者の間で人気のスポーツ分野を網羅、手工芸品、アロマ、玩具などの関連ブランドも出展した。

  マーケットでは、五輪関連グッズのコレクターによるコレクションの「物々交換」も行われ、例えばパリ大会の記念切手1セットが、五輪の特色ある冷蔵庫マグネットやバッジ2個以上と交換されていた。大会のマスコット、フリージュのぬいぐるみも価格が大幅に上昇しており、一般的に200~300元(1元=約20円)で販売され、コレクターに好まれている。

2日、スポーツをテーマとしたマーケットで夜間野外ヨガを体験する人々。(上海=新華社配信)

  コレクターの魏玲(ぎ・れい)さんは、今年前半にはすでにパリ大会関連グッズの一部に注目し、事前にパリへ「出張」して買い付けしたそうで、現在では切手だけでなく他の関連グッズも値上がりしていると指摘。彼女によると、中国では2008年北京五輪から「五輪コレクション」に関心が高まってコレクター層も拡大し続け、切手やバッジなど伝統的な収集品に加え、ここ数年は冷蔵庫マグネットやその他テーマ玩具も人気となっており、「ファミリーコレクター」も多く、両親が子どもと一緒に「五輪コレクション」を楽しんでいるという。

2日、来場者でにぎわうマーケット。(上海=新華社配信)

  マーケットでは、多種多様な商品が並ぶほか、さまざまなスポーツ体験イベントも行われた。都会の騒々しさの中でリラックスを提供する「ヨガ公開レッスン」や、マーケットからスタートする川沿いの5キロシティージョグなども行われた。

  パリ大会開催期間中、同市各地でスポーツをテーマにした記念イベントが開催され、徐匯浜江のほか、南京路、北外灘などでも同様のスポーツマーケットが開かれる。(記者/許暁青)

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