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米国の行為こそ世界の難民問題を悪化 中国外交部

新華社 | 2022-06-21 08:37:18 | 編集: 张一

   【新華社北京6月21日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は20日の定例記者会見で、悪化しつつある難民問題についてコメントを求められ、次のように述べた。

   6月20日は22回目の「世界難民の日」だ。われわれは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がこのほど発表した年次報告書で、衝突や迫害で自国を逃れた難民、難民申請者、避難民などの総数が初めて1億人を超えたと指摘したことに注目している。国際連合児童基金(ユニセフ)の最新調査データによると、衝突や暴力、その他の危機によって家を追われた子どもの数は2021年末に3650万人に達し、第2次世界大戦以降で最多となった。

   これらの痛ましい数字は、少数の国の恣意的な侵略と干渉による影響を示している。データによると、米国が9・11以降に起こした戦争による難民の数は4900万から6千万人で、アフガニスタンだけでも1100万人が難民になった。米国は「民主」や「人権」の旗を掲げて戦争を起こし、深刻な破壊と混乱の状態を残したまま立ち去ったが、地域国家の人民は路頭に迷い、貧しく立ち後れた生活と未知の未来に直面しなければならなかった。米国のすることなすことは、まさに世界の難民問題を悪化させる最大の行為であり、世界の人権を乱暴に踏みにじるものだ。

 

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