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北京市の大気の質、21年は初めて全面的に基準をクリア

新華社 | 2022-05-14 10:05:27 | 編集: 张一

   【新華社北京5月14日】中国北京市生態環境局は11日、「2021年北京市生態環境状況公報」を発表した。21年の北京市の大気の質は初めて全面的に基準をクリアし、地表水の質は改善を続け、土壌環境の状況も良好を維持、音環境の質は安定を保ち、放射線環境の質は正常を維持、生態環境の状況は持続的に好転している。

   公報によると、微小粒子状物質「PM2・5」の濃度の年平均値は1立方メートル当たり33マイクログラム、二酸化硫黄、二酸化窒素、粒子状物質「PM10」はそれぞれ1立方メートル当たり3マイクログラム、26マイクログラム、55マイクログラムだった。一酸化炭素とオゾンはそれぞれ1立方メートル当たり1・1ミリグラム、149マイクログラムだった。これら六つの大気汚染物質の濃度は初めて国家2級基準をそろってクリアした。

   また公報によると、通年で観測している五大水系の97区間のうち、汚染度が最もひどい「劣5類」とされた区間はなかった。飲料水として利用できる「1~3類」とされた区間の長さが全体に占める割合は75・2%で前年から11・4ポイント上昇し、「4類」(農業用)~「5類」(景観用)とされた区間は24・8%を占めた。集中型飲用水源地の水質は国家飲用水源水質基準をクリアし、地下水の水質は安定を維持した。

   北京市が2021年、五大水系の本流・支流、重点湖水、大中型ダムで観測した植物プランクトンは116種、動物プランクトンは195種、底生動物は207種、魚類は41種だった。

   北京市の音環境の質は安定を維持し、都市機能区の音環境の質は前年とほぼ同じだった。放射線環境も正常を維持している。(記者/倪元錦)

 

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