4月28日、ナイロビ・マザレ地区の学校で、子どもたちと交流する劉宜孟翰さん。(ナイロビ=新華社記者/董江輝)
【新華社ナイロビ5月10日】ケニアの首都ナイロビには、同国で2番目に大きなスラム街、マザレ地区がある。劉宜孟翰(りゅう・ぎもうかん)さんをはじめとする中国の若者数人は2014年、同地区で地元青少年の夢の実現を支援するため、非営利団体「造夢」(DBSA、ドリーム・ビルディング・サービス・アソシエーション)を設立した。
「造夢」の中国の若者らは8年にわたり、世界各国のボランティアと共にマザレで多くの学校の建設支援や修繕を行い、子どもたちに無料の朝・昼食を提供。優秀な学生が奨学金を獲得するよう支援するほか、バラエティーショーやフェスティバル、サッカーの試合などのイベントを通じて、スラム街の子どもたちに希望と活力を与え続けている。