7日、登封「天地之中」歴史建築群の一つ「少林寺塔林」。(小型無人機から、鄭州=新華社記者/李安)
【新華社鄭州4月14日】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産、登封「天地之中」歴史建築群は、河南省登封市の嵩山(すうざん)南麓に位置する。周公測景台と観星台、少林寺建筑群3カ所(塔林、初祖庵、常住院)、会善寺、嵩陽書院、中岳廟と東漢三闕(太室闕、少室闕、啓母闕)、嵩岳寺塔の8カ所11件の歴史的建築物で構成されている。
これらの建物は、幾多の王朝にわたって建造され、人々にさまざまな形で「天地之中」、すなわち天と地の中心という概念を示してきた。登封の歴史建築群は、東洋文化の悠久性と連続性を体現しており、その独特の歴史的、科学的、芸術的価値は、中華文明の歴史、さらには人類文明発展の歴史において重要な地位を占めている。