14日、安徽省蕪湖(ぶこ)市の長江のほとりで、高所作業を行う安徽送変電工程のスタッフ。(小型無人機から、蕪湖=新華社記者/劉軍喜)
【新華社合肥3月18日】中国中部で建設が進む「白鶴灘-江蘇プラスマイナス800キロボルト級超高圧直流送電プロジェクト」安徽省区間の長江横断部で14日、最後の電線6本が張られ、同区間長江横断部で全ての架線工事が完了した。
同プロジェクトは西部の電力を東部に送る中国のエネルギー戦略「西電東送」の重点事業で、中国のエネルギー構造調整と省エネ・排出削減を促進するクリーンエネルギープロジェクトでもある。稼働後の年間送電量は312億キロワット時以上で、これにより華東地区で年間1400万トンの発電用石炭を節約、二酸化炭素(CO2)2542万トンと二酸化硫黄25万トンの排出が削減でき、環境改善に寄与する。