香港青衣方艙医院プロジェクトの工事現場。(2月26日、小型無人機から、香港=新華社配信)
【新華社香港3月2日】中国香港特別行政区では中央政府の支援の下、臨時医療施設「青衣方艙医院」の建設が急ピッチで進められ、2月28日に完工した。同医院は香港で新型コロナウイルス感染第5波が発生して以降、中央政府の支援を受けた臨時医療施設プロジェクトの中で最初に竣工した。全面供用後は3900以上の隔離病床を提供できる。
医院はプレハブモジュール方式で建てられており、各病室に基本的な家具と寝具、冷房、煙探知機、消火器などを備える。
設計・建築を担った中国建築国際集団によると、建設プロジェクトには中国内地から約300人、特区内から1500人以上の人員が集められ、2月22日以降、計1800人以上が24時間態勢で作業を続けていた。