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中国企業が手掛けるインドネシアの石油パイプライン建設、順調に進む

新華社 | 2022-01-14 14:01:00 | 編集: 淡氷氷

   インドネシア・東カリマンタン州バリクパパンで進行中の石油パイプライン建設プロジェクトの現場。(2021年12月13日撮影、小型無人機から、ジャカルタ=新華社記者/徐欽)

   【新華社ジャカルタ1月14日】インドネシアの東カリマンタン州にある海底油田で知られる街、バリクパパンで、中国石油管道局工程が建設を請け負うパイプライン建設プロジェクト「ラウィ・ラウィプロジェクト」が進行している。中国企業が同国で手掛ける初の石油パイプライン建設事業で、完成すると世界最大の一点係留施設と世界最大の直径を持つ海上石油パイプラインが誕生する。

   インドネシアにおける建設工事の受注競争は激しく、特に石油・ガスの貯蔵と輸送分野ではこれまで欧米や日本、韓国の企業が受注を勝ち取り、中国の企業が石油関連の建設プロジェクトを請け負うことはなかった。

   同プロジェクトのパイプライン工事下請け業者のユダ・マウラナ・マネージャーは「パイプが太いほど施工は難しくなる。中国の技術チームは先進的なパイプライン自動溶接技術を導入し、従来の手作業による溶接と比べ効率が3倍以上になった。われわれも多くの技術や知識を学んでいる」と語った。

   同プロジェクトを担当する崔国軍(さい・こくぐん)マネージャーは「現在インドネシアの感染状況は落ち着いているため、現地のパートナーと協力してプロジェクトの進行を加速させている」と説明した。

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