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新疆ウイグル自治区の域外送電量、21年は過去最高に

新華社 | 2022-01-13 16:47:37 | 編集: 张一

   【新華社ウルムチ1月13日】中国の重要な総合エネルギー基地の一つである新疆ウイグル自治区では、2021年の他地域への送電量が前年比約16%増の1220億キロワット時となり、年間送電量として過去最高を更新した。中国送電大手、国家電網傘下の国網新疆電力が明らかにした。

   同自治区の電力を他地域に送る「疆電外送」プロジェクトの規模拡大が続いた背後にはハードウエアとソフトウエアの向上がある。ハード面では、同自治区の昌吉市と安徽省の古泉鎮を結ぶプラスマイナス1100キロボルト級の超高圧直流送電プロジェクトの送電容量が21年に900万キロワットに引き上げられ、「疆電外送」の送電能力が1640万キロワットにまで拡大し、1日当たりの送電量が3億9千万キロワット時を超えた。

   ソフト面では、同自治区が電力市場で北西部の各省・自治区と期間が年次、月次、月内、短期など多岐にわたる市場化取引を実施。国家電網西北支部による一元的な電力管理と新エネルギー発電電力の統一的な利用などの措置を頼りに、21年の他地域への1カ月当たりの送電量を100億キロワット時以上とした。

   「疆電外送」プロジェクトが10年に始動して以来、他地域への送電量は10年の30億キロワット時から21年には1220億キロワット時強にまで急増した。同自治区の資源面の優位性の転化が促進されると同時に、同自治区の豊富な石炭、風力・太陽光資源の恩恵が全国にもたらされている。

   

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