中国初の民間資本高速鉄道、営業運転開始

８日、台州駅で撮影した杭台高速鉄道の１番列車。（台州＝新華社記者／黄宗治）

   【新華社杭州１月９日】中国で初めて民間資本が株式の過半数を保有する高速鉄道、杭台高速鉄道が８日開通した。１番列車が浙江省の台州駅と嵊州（じょうしゅう）新昌駅から、杭州と温嶺に向け同時に出発した。これにより鉄道投融資体制改革モデルプロジェクトの同鉄道が営業運転の段階に入った。

   浙江省杭州、紹興、台州３市を結ぶ同鉄道は、全長２６６・９キロで設計時速３５０キロ。開通後は杭州－台州間が最速６３分で結ばれる。