4日、甘家湖林区をパトロールする職員。(小型無人機から、ウルムチ=新華社記者/趙戈)
【新華社ウルムチ12月12日】中国新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地西部にある甘家湖林区では、冬に入り防火対策が本格化し、各民族の幹部・職員100人余りがパトロールを強化している。
甘家湖林区には、優占種の梭梭(ソウソウ)を中心に、砂漠の低木が生育している。植物の種類は約110種以上、総面積は約392万ムー(約26万ヘクタール)、中国で2番目に大きい砂漠、グルバンテュンギュト砂漠の南進を防ぐ重要な生態障壁となっている。また、同森林地帯にはアジア最大で、かつ最も良好な状態で保存されている白いソウソウの林区があり、生態学的にも重要な意義を有している。